neetlebumの日記

いわゆるダメ人間の日記です

ひきこもりの行動原理

最初の更新日から、大分時間がたってしまった。約一か月ほどだろうか。

就活体験記という名目で始めたものの、このひと月全く就活をしなかった。なので自分には何も書くことがない、いや書く資格すらないという、謎の葛藤がありなかなか筆が進まなかったのだ。就活に関しても、ハローワークの雰囲気に耐えられず、精神病を言い訳にして、完全にフェードアウトしてしまった。(国に公認された「失業者」になったわけである)

しかし、「就活」というものを広い概念でとらえるならば、この無限に続く自意識のゲームも就活と言えるのではないか。

そういうわけでまたブログを書こうと思う。

 

ハロワをフェードアウトしてから、病気の治療を本格化させ、薬も強いものに変えた。パキシルという薬で副作用が強いのか、四六時中、震えやめまいが止まらない。冗談ではなく寝たきりにならざるを得ない。23歳だというのに。

体が思うように動かないので、大体一日中本を読んだり、動画を見たりしていた。ようはひきこもりかけのニートである。

今日はひきこもりの行動原理を自分の体験から、考察してみようと思う。

ひきこもりになると、最初は謎の解放感が生まれる。外出はできるので、友人と酒を飲んだり、満喫で一日中過ごしたりする。ようするに遊び始める。

しかし、それも長くは続かない。しばらくすると、とんでもない焦燥感がやってくる。こうなるともう何も手につかない。過去や未来に対する悲観的なイメージに襲われ、本を読む気力もなくなる。そうすると人間は「簡単に到達できる外部」を求めるようになる。

結果的に動画やネットの記事などの、いわゆる頭使わない系のものしか読まなくなる。特に自分と似たような境遇の人を求めて、「ひきこもり」「ニート」といったワードで検索を掛けるようになる。また昔の知り合いで特に見ても精神的ダメージの少なそうな人間のツイッターを見たりして、『俺だけじゃないんだな…』という仮初の安心感を得る。

そのまま安心感に浸ってしまえれば、ひきこもりとして、次のステップに踏み出せるだろうが、僕は正直その状態にすら耐えられなかった。具体的にいうと、ネットのネガティブな情報を真に受けたり、無駄に社会派なユーザー達が垂れ流す数々の言説を真に受け、自意識が分裂的になる。結果的に精神はさらに安定を欠くようになる。

そして、最終的は寝たきりになる。こうなるともう寝る以外のことができなくなる。朝起きたり、食事をすることも面倒になり、一日中天井を見て過ごす日々を迎える。

(収拾がつかないのでいったんここでやめます)